言葉でのやり取りにちょっと不安・・・という方におススメ
箱庭療法とは
1965年に故河合隼雄(臨床心理学者・文化庁長官)によって
日本に紹介され、発展してきた心理療法の技法のひとつです。
ユング心理学を背景にして出来上がったもので、砂箱に思い思いの人形などを置いて、
自分のこころの中を表現することができます。
箱庭療法では解釈と呼ばれるものはほとんど行いません。
イメージで表現されたものはイメージでしか捉えることができないからです。
心の状態というものは簡単に言葉にできるものではなく、言葉にできるものは
意識にのぼってきた内のほんの一部に過ぎないのです。
この療法では作る人の内面、特に言語では表しきれないものが表現されます。
傍らで見守る人は、その内的世界に寄り添っていくのです。
作る人はその守りに支えられて、安心して内面を表現することができ、
砂の感触の作用などにより、作ることそのものに効果があるとされています。
また、できあがったものを自分の目で見、見守る人とともに感じることで、
自らの内面に気づくことができます。誰にでも簡単に作ることができ、
安全にこころの深い部分でやりとりができるという点で優れた技法と言え、
現在もさまざまな方へのカウンセリングで活用されています。
「困っていることを解決したい」
「人間関係を考えたい」
「症状を取りたい」
「将来の目標をみつけたい」
など、はっきりとした悩みだけでなく、
“なぜか分からないけれど、モヤモヤとする”
“うまく言語化することができないけど、何か表現してみたい!”
そんな方にもおすすめする療法です。
【料金体制】
箱庭療法
約40分:11,000円